配色にはいくつか「こうするとまとまりやすい」と言われているルールがあります。でも、それよりも「好きだと思えたら、それが正解」です。
淡い色と淡い色。濃い色と濃い色。似た色どうし、まったく違う色どうし。どんな組み合わせにも、それぞれの良さがあります。
たとえば淡いピンクと淡い紫。はっきりした対比はありませんが、ふんわりとやさしい印象になります。「差が小さいからだめ」なんてことはありません。
大事なのは、見たときに自分が心地いいかどうか。好きだなと思えるかどうか。デザインの仕事をしていても、最後に信じるのはそこです。
はじめて配色を選ぶとき、2色を並べただけでは「これでいいのかな」と迷うことがあると思います。
そんなときに知っておいてほしいのが、同じ2色でも、柄が変わると印象がまるで違うということです。
同じ2色なのに、ストライプは軽やかで、チェックはあたたかくて、水玉はかわいい。並べる向きや太さでも変わります。
「この2色、ちょっと強いかも」と思っても、ストライプにしたら急に好きになることがあります。決めるのは、いろいろ試してからで大丈夫です。
ここまで柄の話をしてきましたが、同じことが実際のグッズでも起こります。
IYL.では、たとえばマグカップひとつとっても、いろいろなデザインをご用意する予定です。
2色をどれくらいの面積で使うか。どちらを地にするか。全面に入れるのか、ワンポイントにするのか。デザインが変われば、同じ2色でも表情はまったく変わります。
同じ2色なのに、にぎやかに見えたり、すっきり見えたり。どちらがいいという話ではなく、好みの問題です。
オレンジを地にすると、あたたかく、元気な印象になります。水色を地にしたときとは別のデザインに見えるはずです。
デザインによっては、2色に加えてもう1色を少しだけ使うこともあります。
足す色をほんの少しにとどめると、もとの2色の雰囲気はそのままに、ぐっと華やかになります。同じ2色から、こんなに幅が出せます。
だから、ひとつのデザインを見て「うーん、なんか違うかも」と思っても、そこで終わりにしないでください。
同じ2色でも、別のデザインなら好きになるかもしれません。マグカップで見るのと、ステッカーやポーチで見るのとでも、印象は変わります。
紙の上で見るのと、実際のものにのせるのとでも違います。マグのような丸いものは光と影で色に深みが出ますし、布に印刷すると少しやわらかくなります。
いくつか見比べて、「これが好き」と思えるものを選んでください。そのためにデザインをたくさん用意します。
IYL.の366日には、それぞれ2色の組み合わせがあります。
でも、それが正解というわけではありません。片方だけ使ってもいいし、好きな色に入れ替えてもいい。好きな花や、大切なペットの色から選んでもかまいません。
「好きなものを、好きなように。」
迷ったときのヒントはいくつもありますが、最後に決めるのはあなたです。あなたが「好き」と思えるものに出会えるように、IYL.はそのお手伝いをします。
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