STORY 03

「自分の色」を暮らしに

好きな色を部屋じゅうに使うのは勇気がいるけれど、小さなものなら今日から変えられます。色を取り入れるときの、はじめの一歩の話です。

色と気分の関係は、昔から語られてきた

色彩心理ということばがあるくらい、色と気持ちのつながりは長いあいだ語られてきました。

よく知られているのが、暖色と寒色という分けかたです。

暖色赤・橙・黄。火や太陽を思わせる色。あたたかく、近くに見えると言われます
寒色青・藍・青緑。水や空を思わせる色。涼しく、遠くに見えると言われます
中性色緑・紫。どちらにも寄らない色

色ごとに言われているイメージもあります。

赤活動的・情熱。目に留まりやすい色です
橙親しみ・にぎやか。人が集まる場所によく使われます
黄明るい・たのしい。遠くからでもよく見えます
緑やすらぎ・安心。休む場所によく使われます
青落ち着き・誠実。集中したい場所に向くと言われます
紫上品・特別。古くは高価な染料だったことから、高貴な色とされてきました

カフェの内装が木の色とオレンジでまとまっていたり、病院の壁が淡い緑だったり。身のまわりを見わたすと、こういう考えかたが使われている場所はたくさんあります。

ただ、こうしたイメージは文化や時代によって変わるもので、誰にでも同じように効くわけではありません。

好きな色には、理由がある

いっぽうで「なぜその色が好きなのか」については、興味深い説があります。

アメリカの研究者が唱えた生態学的誘意性理論という考えかたで、人が好きな色は、その色から思い浮かぶものへの好みと結びついているというものです。

空や海を気持ちいいと感じる人は青を好み、くすんだ水たまりのような色は好まれにくい。つまり色そのものではなく、その色で思い出すものを私たちは好きになっている、という説明です。

この考えかたで言えば、好きな色には必ず元になった「好きなもの」があることになります。色の好みは、その人の記憶でできている。IYL.が「好きなものを、好きなように。」と言っているのは、ここに近い感覚です。

まずは、手に持つものから

色を取り入れるとき、いちばん試しやすいのは毎日手に取るものです。

マグカップ、ペン、キーホルダー、ポーチ、ミラー。小さくて、視界に入る時間が長くて、気軽に替えられる。この3つがそろっているものから始めると、まず失敗しません。

部屋の印象を変えようとすると大ごとになりますが、机の上のマグがひとつ変わるだけで、見える景色はけっこう変わります。

慣れてきたら、置きっぱなしになるものへ

次は、自分からよく見える位置に置くものです。

小物入れ、ミラー、ステッカーを貼ったノートパソコン。よく見える場所に置くのがコツです。

淡い色は白い壁になじみます。鮮やかな色や濃い色は、ひとつだけ置くと主役になります。少しずつ増やしていけば、気づいたときには自分の色のある部屋になっています。

贈りものこそ、色から選ぶ

自分のためより勧めやすいのが、人に贈るときです。

贈りもので本当にむずかしいのは、「何を贈るか」より「なぜこれを選んだか」だと思います。

どんな色が好きなんだろう。何なら使ってもらえるんだろう。相手のことをいくら考えても、答えはなかなか出てきません。

そんなとき、「あなたの生まれた日の色だから選んだよ」は、それだけで理由になります。

センスを問われることもありません。相手のことを調べて、相手のために選んだ。その事実がそのまま伝わります。受け取る人も、自分のために選んでもらえたと分かります。

IYL.が決めていること

同じマグカップでも、「自分のために選んだ色」だと思えた瞬間に、ものは道具からちょっと特別なものに変わります。

だからIYL.は、色を選べるようにすることを軸にしています。

生まれた日の2色から選ぶ。好きな色に入れ替える。好きな花や、大切なペットの色から考える。どこから入ってもいいように、選びかたのほうを用意していきます。

どんなものに向いている?

毎日使うマグ・グラス・お皿・ポーチ・ミラー
持ち歩くキーホルダー・アクリルスタンド・ステッカー
飾るポスター・缶バッジ・小物入れ
贈るベビーグッズ・結婚のお祝い・記念日のギフト

選ぶときの目安は、その人の生活のどこに置かれるかです。毎日手に取るものなら使うたびに目に入りますし、飾るものなら部屋の雰囲気そのものになります。贈る相手の一日を思い浮かべて、いちばん長く一緒にいられそうなものを選ぶと、外しません。

はじめかた

まずは自分の生まれた日の色を見てみてください。2色の組み合わせが出てきます。

好きだと思ったら、その色で何かひとつ。ピンとこなかったら、好きな色や、好きな花から選んでも大丈夫です。IYL.は、生まれた日の色だけのブランドではありません。

自分の「好き」から始めて、手に取れるかたちにする。そこまでを楽しんでもらえたらうれしいです。

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結果を保証するものではありません。